「多動力」堀江貴文
著者:堀江貴文
1972年、福岡県生まれ。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」の読者は1万数千人の規模に。2014年8月には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」をスタートした。
- 一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
- バカ真面目の洗脳を解け
- サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
- 「自分の時間」を取り戻そう
- 自分の分身に働かせる裏技
- 世界最速仕事術
- 最強メンタルの育て方
- 人生に目的なんていらない
- 感想
一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
修行や下積みと言って、貴重な時間を「情報」を得るために使ってはいけない。オープンイノベーションにより、「情報」の価値はゼロとなる。
自分の代わりがいる限り、自分の価値は上がらない。複数の肩書きを掛け算し、レア人材になるべきである。
バカ真面目の洗脳を解け
全部自分で行い、100点を取らなければならいと思っては、大量のアウトプットをすることはできない。たまに手抜きをすることで、膨大な仕事を継続することができる。
準備にかける時間は無駄であり、見切り発車でいい。すぐに始めて、走りながら考えよう。
サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
バランスなんて考えずに、偏って、極端に、ハマってみよう。ノーベル賞を取るような研究者や医師、大学教授は総じて、バランスを欠いた変人である。
飽きっぽい人ほど成長する。飽きるというのは、慣れて余裕が出たということで、大事なことは、飽きたらすぐに捨てることである。
「自分の時間」を取り戻そう
人生の中で「ワクワクしない」時間を減らしていこう。そのためには「やらないこと」を決めることが重要である。
「自分の時間」を生きるためには「付き合わない人」も明確にしよう。一方的に人の時間を奪う電話をかけてくる人間とは仕事はしない。
自分の分身に働かせる裏技
世の中の人間は「原液」を作る者と「原液」を薄める者に分けられる。地上波放送のようなメディアが典型的な例である。自分のツイートが炎上することで、薄められた情報がテレビが取り上げ、さらに薄められネットニュースに取り上げられる。自分が実際に動かなくても、考えや主張は自動的に生産され続け、何人もの自分が動いているのと同じことになる。
世界最速仕事術
大量の仕事をこなすために必要なのは「速度」ではなく「リズム」である。資料をチェックしている途中に電話に出て、電話が終わってからまた資料を最初から読み始めるなどしていては、時間がいくらあっても足りない。
暇な人ほど返信が遅く、忙しい人ほど返信が早い。仕事が溜まっていく人は、仕事量が多いわけではない。渋滞が起きることを当たり前と思い、渋滞をなくす「一工夫」をしていないだけである。
最強メンタルの育て方
恥をかいた分だけ自由になれる。誰も自分に興味がないから、好きなように生きて、思いっきり恥をかこう。
小利口はバカに勝てない。リーダーはバカであるから、リスクを考えずに手を挙げられる。手を挙げることで、小利口な人間が必ず手助けしてくれる。
人生に目的なんていらない
いつまでも3歳児のような好奇心をもって生きていこう。未知なるもの、新しいことに興味がなくなったときに老いが始まるのである。
今を楽しむことだけが全てであり、人生に目的なんてない。今生きている瞬間をワクワク過ごすことで、「想定の範囲外」の新しいアイデアが次から次へと浮かび、毎日がさらに面白くなる。
「多動力」こそ、自分であり続けるための最大の原動力である。
感想
ホリエモンのtwiterをフォローしていて、この本のことを自分ですごいリツイートするから読んでみました。電話をとるな、とか一見極論に聞こえるような言葉でも、その言葉の本質を考えると納得できるものばかりで、なるほどーと思いながら、かつスラスラ読める本でした。
就活で僕はホリエモンとおんなじようなこと言ってたなとも思いました。将来の目標を必ずと言っていいほど面接で聞かれたんですけど、「ない」と答えて、「新しいことに何度も挑戦し続け、ワクワクして生きていきたい」とこの言葉通りに返してました。この本が出版されたのは、僕の就活終わってからなんでパクっていないですよ。偶然、ホリエモンとおんなじこと言ってたんですね、はい。
常にワクワクして生きろと書いてあったので、自分に今が楽しいか質問してみるけど、その答えは「楽しい」ですね!!このブックレポートを書いている今ですらめちゃ楽しい!陰キャでははい。最初はこの読書と要約は自分の勉強のためだったんですけど、今は本読まないとなんかムズムズするから、このブックレポート続けている自分かっこいいからが理由です。後半少しナルシ入りましたが、正直に言うとその二つがモチベというか欲求みたいになって読んでます。その二つをこの読書で叶えらえているので、今は楽しいし、ブックレポートのpv数がどんどん伸びてく未来を想像してワクワクしてます笑
最近1週間でpv数が一日で70超える日があったり、facebookでシェアしてるにもかかわらず、普通の検索からのこのブログへの流入が7割だったりします。自分のfacebookの拡散力の弱さ(人脈の薄さ)が露呈されてますが、それでも人に読んでもらっているのは嬉しいですね。とは言っても、pv数増えれば儲かるとかアフィリエイトは一切やってないので、ふつーに要約ぼちぼち続けて行こうと思いまーす。